世界遺産に登録されている青森県の母なる大地、白神山地を源流とする赤石川。
その自然豊かな赤石川に生息するのは金アユと呼ばれる魚。英語で言うとゴールデンスイートフィッシュ。
名前の由来はその名の通り全身が金色に輝いていることから名づけられました。
なぜ金色になるかというと、赤石川に含まれる黄鉄鉱の成分がアユに吸収され、背や腹部を金色にするからではないかと言われています。
金アユの特徴として、形が整った高貴な見た目は勿論、優れた香りと味が挙げられます。
最後の清流として名高い四万十川を持つ高知県で開催されている「清流利き鮎会」でも
2度準グランプリに輝くほど、全国的に見ても評価がとても高いアユです。
黄金色のボディーを持つだけあって、釣り人達からの人気も高く、
毎年7月1日の釣り解禁日が過ぎると川魚の王様を釣り上げようと全国から釣り好きが集まります。
釣ったアユはシンプルにして最強の塩焼きにして豪快に頬張るもよし。
天ぷらや炊き込みご飯、みそ田楽や香草焼きにして食べるのもよし。
釣り好きはもちろん、そうでない人も魅了する金アユを
是非味わってみてはいかがでしょうか?