青森県の有名な野菜といえばにんにく!なのです。
リンゴ以外何も知らない…という方も多いのではないでしょうか?
にんにくの生産順位は全国1位。出荷量は約9,310トンで全国の約70%を占めています。
2位の香川県の出荷量約669トンから大きく引き離して堂々の一位を獲得しており、
青森県の誇るべき野菜と言えるのです。
県内をドライブしていても、見渡す限りにんにく、ニンニク、NINNIKU、と
見渡す限り地平線までにんにく畑が広がる地域も少なくありません。
青森にんにくの代表種は「福地ホワイト六片」というもので、
白くてふっくらと丸みがあり、りん片が6個前後で大粒なのが特徴です。
青森県産のにんにくは東京ではかなりのハイブランド品。
都内のスーパーでは青森県民が驚く価格で並んでいたりします。
イタリア料理や中華料理には欠かせないにんにくは、
スタミナ増強や健康維持に欠かせない食材として重宝され
日本でもラーメンやぎょうざなどで日常的に親しまれていますよね。
にんにくはタジキスタンやウズベキスタンなどを中心とした
中央アジアが原産地と言われ、エジプト、ギリシャ、紀元前に中国に伝わり
日本へは8~9世紀頃に伝わったといわれています。
家庭で調理されるようになったのは第二次世界大戦以降で、
それまでは薬用として使われていました。
薬用というだけあって期待される効能は、疲労回復、がん予防、
高血圧予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、動脈硬化予防、老化予防です。
また、健康食品などでよく見かける「黒にんにく」は、白いにんにくを
一定期間発酵・熟成させることで、中のりん片が黒くなったものを指します。
「フルーティーにんにく」とも呼ばれるくらい糖度が高くて甘酸っぱく、
においが少ないので女性にもおススメです。
普通のにんにくよりも抗酸化作用が高いのもうれしいですね。
青森県産の新鮮なにんにくを食べていつまでも若々しく元気でいたいものですね♪