冬本番を迎え、まだ少し遠くにある春を待ちわびる今日この頃。
冬場は楽しい事が何もないと思われがちな青森県ですが、凍てつく寒さに負けずに冬を思いっきり楽しむイベントが開催されています。

それが青森県を代表する十和田湖で毎年行われている「十和田湖冬物語」です。
2017年も2月3日 (金) から平成29年2月26日(日) までの24日間に渡り開催されています。

地元自衛隊の方々によって作られた迫力のある雪の像が目を引くステージ。

地元の学生たちによる手作りの雪灯篭やライトが埋め込まれたゲートが会場を鮮やかに彩ります。

ステージでは秋田のなまはげ太鼓や、よさこいソーラン、カントリーダンスなど華麗なパフォーマンスを見ることが出来ます。

そして雪国といったらもれなく体験しておきたいかまくら。
毎年大好評の「 かまくらBar」では想像をはるかに超えた巨大なかまくらの中で、アルコール飲料から青森オリジナルのりんごジュースまで様々なドリンクを提供しています。

かまくらの中は見た目の神秘さで非日常を味わうことができるだけでなく、雪の壁は自然の断熱材効果があり発泡スチロールに匹敵するほどの保温性のため居心地の良さからついつい長居してしまうことも。

また、雪あかり横丁では青森県と秋田県の名物屋台が軒を連ね、十和田湖名物ひめますの塩焼きや、十和田バラ焼き、きりたんぽ鍋、スイーツに地ビールなどが楽しめます。

さらに、アクティビティでは雪上を海に見立ててスノーモービルでバナナボートを引っ張る「スノーバナナボート」を体験したり、
ホーストレッキングやスノーシューで雪化粧された美しい十和田湖の自然を鑑賞することも出来ます。

また、空気の澄んだ厳冬の夜空に打ち上げられる花火は夏のそれとは一味も二味も違った美しさを持っています。

寒いとついついおこたでぬくぬくしてしまいがちな冬ですが、冬にしか出会えない美しい景色を見に十和田湖に訪れてみませんか？