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歴史が息づく「三戸城跡県立城山公園」

青森県には80以上のお城が存在しますが、本日紹介するのは青森県三戸町にある県立城山公園です。
灰色の瓦と白色の壁で作られた城は、日本で最も美しいと言われている姫路城を彷彿とさせる上品で威厳のある佇まい。

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戦国時代、この地方を治めていた南部氏が、それまで居城としていた聖寿寺館(現南部町)を家臣の謀反による放火で焼失し、この高台へ城を移して三戸城としました。
南部氏の居城が盛岡に移されると三戸城には城代が置かれ、後には代官が置かれるようにりましたが、破却されずに長く残されました。
今では県立公園に指定されていますが、今日も多くの遺跡が保存され当時の様子を垣間見ることが出来ます。

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また、三戸城温故館内には南部藩主、家臣の武具、装束、古文書などが展示されており、地場の歴史を知ることが出来ます。

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敷地内にある糠部神社には、思わず足を止めずにはいられない立派な松や杉のご神木があります。
それもそのはず、樹齢はなんと800年。
800年の間この地で人々の変わりゆく生活の様、馬淵川や熊原川の流れを静かに見守ってきました。

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また、城山公園は春には約1,600本のサクラが咲き誇る青森県南随一のサクラの名所としても有名です。
この時期は本丸跡石碑付近に出店が現れ、普段は静寂に包まれている城山公園も春の賑わいを見せます。

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三戸の歴史に触れることが出来る「県立城山公園」に是非一度訪れてみませんか?

名称 三戸城跡県立城山公園
URL http://www.town.sannohe.aomori.jp/kanko/kanko-shiroyama/kanko-shiroyama.htm
TEL 0179-20-1117
住所 〒039-0134
〒039-0112 青森県三戸郡三戸町梅内字城ノ下
交通 三戸駅からバスで10分 、徒歩で20分
営業時間 午前9時~午後4時
定休日 月曜日、祝日の翌日、停電日、12月1日~翌年3月末日まで
予算 歴史民俗資料館入館料一般210円、大学生・高校生110円、小・中学生60円(※20人以上の団体割引有)
特徴 三戸町の歴史や文化を学べるスポットです。

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