朝晩めっきり冷えてきた今日この頃。鍋物やおでんが恋しくなる季節となってきました。
本日ご紹介するのはそんな秋の夜長にピッタリの青森名物「生姜味噌おでん」です。
おでんというと基本的には透き通った黄金色のダシに、ハンペンや大根が入った
定番おでんを思い浮かべる方が殆どでしょう。
しかし、中には真っ黒な出汁が迫力の「静岡おでん」や、くるま麩をいれた北陸地方の
おでん、豚足が入った沖縄おでんなど、地域性が色濃くでるのもおでんの楽しい所です。
御多分に漏れず、青森県でも「生姜味噌」をかけて食べる青森ならではの作法があります。
発祥は昭和20年頃、青森駅周辺に建っていた屋台の亭主が、
青函連絡船の乗客の体が温まるようにとおでんの味噌だれに
おろし生姜を混ぜたのが始まりとのこと。
極寒の青森ならではの心温まるストーリーですね♪
今では青森市をはじめ津軽地方では、おでんといえば「生姜味噌」が定番となっています。
おでんの具は基本的には定番の大根、こんにゃく、はんぺん、ちくわ、卵などですが
シーズン中には細めの竹の子などがお目見えしたりします。
また、青森生姜味噌おでんを愛する人々で構成された「青森おでんの会」では
「青森生姜味噌おでん応援歌」もリリースしています。
テンポが良く味わいのあるこの曲を聞けば、今夜の晩御飯は
「青森生姜味噌おでん」にしたくなること間違いなし。
心も体も温まる「青森生姜味噌おでん」を是非一度ご賞味あれ♪